G1京極賞 開設73周年記念競走 完全ガイド
近年、11月開催が多くなったことで、俄然(がぜん)注目されているのが「京極賞」。グランプリ出場権やその順位がかかる大会であることは以下のデータが示している。
近年、11月開催が多くなったことで、俄然(がぜん)注目されているのが「京極賞」。グランプリ出場権やその順位がかかる大会であることは以下のデータが示している。
| 第72回大会(2024年11月14日)(2024年11月14日) | 優勝 吉田裕平(グランプリシリーズ)(グランプリシリーズ) |
| 第71回大会(2023年12月15日)(2023年12月15日) | 優勝 馬場貴也(グランプリトライアルセカンド1号艇)(グランプリトライアルセカンド1号艇) |
| 第70回大会(2022年11月17日)(2022年11月17日) | 優勝 磯部 誠(グランプリトライアルファースト4号艇・優勝戦3着)(グランプリトライアルファースト4号艇・優勝戦3着) |
| 第69回大会(2021年11月19日)(2021年11月19日) | 優勝 永井彪也(グランプリシリーズ)(グランプリシリーズ) |
| 第68回大会(2020年10月16日)(2020年10月16日) | 優勝 峰 竜太(グランプリトライアルセカンド1号艇・優勝)(グランプリトライアルセカンド1号艇・優勝) |
| 第67回大会(2019年11月6日)(2019年11月6日) | 優勝 森高一真(グランプリシリーズ)(グランプリシリーズ) |
2022年の第70回大会は磯部誠がグランプリ初出場を決めたシリーズとして多くの人の記憶に残っているほか、トライアルファーストからいくのか、セカンドからとなるのかに大きな影響を与えるのがこの大会。注目度が上がるのは当然である。
そこで、9月30日現在の賞金ランキングトップ30を整理した。
2022年の第70回大会は磯部誠がグランプリ初出場を決めたシリーズとして多くの人の記憶に残っているほか、トライアルファーストからいくのか、セカンドからとなるのかに大きな影響を与えるのがこの大会。注目度が上がるのは当然である。
そこで、9月30日現在の賞金ランキングトップ30を整理した。
(◎印は京極賞出場選手)
| 1位佐藤隆太郎 | 1億2853万円◎ |
| 2位池田 浩二 | 1億2042万円 |
| 3位茅原 悠紀 | 1億232万円 |
| 4位馬場 貴也 | 8854万円◎ |
| 5位西山 貴浩 | 8849万円◎ |
| 6位桐生 順平 | 8461万円 |
| 7位白井 英治 | 8085万円◎ |
| 8位上條 暢嵩 | 7898万円◎ |
| 9位峰 竜太 | 7796万円◎ |
| 10位宮地 元輝 | 7548万円◎ |
| 11位新田 雄史 | 7203万円 |
| 12位佐藤 翼 | 6893万円 |
| 13位磯部 誠 | 6513万円◎ |
| 14位丸野 一樹 | 6306万円 |
| 15位瓜生 正義 | 6178万円 |
| 16位中島 孝平 | 6112万円 |
| 17位山田 康二 | 6063万円◎ |
| 18位河合 佑樹 | 6034万円 |
| 19位井口 佳典 | 5853万円 |
| 20位仲谷 颯仁 | 5755万円◎ |
| 21位篠崎 元志 | 5707万円 |
| 22位山口 剛 | 5663万円 |
| 23位吉田 拡郎 | 5606万円◎ |
| 24位原田 幸哉 | 5579万円 |
| 25位毒島 誠 | 5569万円 |
| 26位末永 和也 | 5503万円◎ |
| 27位片岡 雅裕 | 5380万円◎ |
| 28位中田 竜太 | 5360万円 |
| 29位吉田 裕平 | 5322万円◎ |
| 30位大峯 豊 | 5254万円 |
ベスト18を目指す“下剋上”もさることながら、トライアルセカンドの権利争いも激しさを増している。特に7位以下の白井英治・上條暢嵩・峰竜太・宮地元輝の4選手にとっては極めて重要なシリーズとなるのだ。
賞金ランキングはメンバーの力量や調子を測る目安の一つだが、その他の切り口でも探ってみたい。以下は、2025年1月1日から9月30日までの上位選手である。
賞金ランキングはメンバーの力量や調子を測る目安の一つだが、その他の切り口でも探ってみたい。以下は、2025年1月1日から9月30日までの上位選手である。
| 藤原啓史朗 | V8 |
| 濱崎 直矢 | V6 |
| 中村 日向 | V6 |
| 仲谷 颯仁 | V5(G1V1) |
| 小池 修平 | V5 |
| 末永 和也 | V5(G1V1) |
| 白井 英治 | V4(SGV1) |
| 海野康志郎 | V4 |
| 柳生 泰二 | V4 |
| 宮地 元輝 | V4(G1V1) |
| 山田 康二 | V4(G1V1) |
| 大上 卓人 | V4(G1V1) |
| 吉田 裕平 | V4 |
| 佐藤隆太郎 |
若松ボートレースクラシック 丸亀ボートレースオールスター |
| 西山 貴浩 |
徳山 オーシャンカップ |
| 白井 英治 |
若松ボートレース メモリアル |
| 吉田 裕平 | 7.86(3連対率75.1%) |
| 峰 竜太 | 7.81(3連対率72.4%) |
| 藤原啓史朗 | 7.77(3連対率78.4%) |
| 白井 英治 | 7.76(3連対率77.2%) |
| 山田 康二 | 7.70(3連対率70.7%) |
| 末永 和也 | 7.58(3連対率73.0%) |
2021年9月24日~2025年9月30日
|
1コース 磯部 誠 |
(1着率92.5%) |
|
2コース 小池 修平 |
(1着率41.0%) |
|
3コース 山田 康二 |
(1着率42.8%) |
|
4コース 濱崎 直矢 |
(1着率31.4%) |
|
5コース 澤田 尚也 |
(1着率24.2%) |
|
6コース 岡崎 恭裕 |
(1着率18.1%) |
| 峰 竜太 |
9.11 (3連対率81.6%) |
| 青木 玄太 |
8.79 (3連対率94.7%) |
| 濱崎 直矢 |
8.71 (3連対率100.0%) |
| 仲谷 颯仁 |
8.45 (3連対率89.7%) |
| 吉川 元浩 |
8.21 (3連対率79.0%) |
| 前田 将太 |
8.19 (3連対率77.4%) |
こうしてみると峰竜太や佐藤隆太郎の存在感はいうまでもないが、今年4月のG1住之江周年と9月のG1びわこ周年を制している上條暢嵩、びわこG2ボートレース甲子園と住之江G1高松宮記念特別競走で勝った馬場貴也、さらに、桐生のプレミアムG1マスターズチャンピオンで優勝している地元の雄・森高一真にも熱い視線が送られることは間違いない。
そして、“第2勢力”として期待したいのが、今年V8としている藤原啓史朗をはじめ、近況好調な濱崎直矢に小池修平、地元の中村日向。胸躍る激戦が期待される京極賞、その一戦一戦に注目だ。
こうしてみると峰竜太や佐藤隆太郎の存在感はいうまでもないが、今年4月のG1住之江周年と9月のG1びわこ周年を制している上條暢嵩、びわこG2ボートレース甲子園と住之江G1高松宮記念特別競走で勝った馬場貴也、さらに、桐生のプレミアムG1マスターズチャンピオンで優勝している地元の雄・森高一真にも熱い視線が送られることは間違いない。そして、“第2勢力”として期待したいのが、今年V8としている藤原啓史朗をはじめ、近況好調な濱崎直矢に小池修平、地元の中村日向。胸躍る激戦が期待される京極賞、その一戦一戦に注目だ。
| 項目 | 全国1着率 | 丸亀1着率 | 全国2着率 | 丸亀2着率 | 全国3着率 | 丸亀3着率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1コース | 55.0% | 57.8% | 17.4% | 16.9% | 9.0% | 8.0% |
| 2コース | 13.6% | 13.5% | 25.0% | 25.4% | 18.6% | 18.7% |
| 3コース | 12.8% | 12.0% | 21.7% | 21.6% | 20.2% | 20.1% |
| 4コース | 10.5% | 8.8% | 17.2% | 17.4% | 20.3% | 21.2% |
| 5コース | 6.1% | 6.1% | 12.5% | 11.5% | 18.4% | 17.4% |
| 6コース | 1.9% | 1.9% | 6.3% | 7.4% | 13.7% | 14.9% |
過去1年間(2024年10月1日~2025年9月30日)のデータから分かるように、丸亀のコース別成績は全国平均とほぼ一緒。つまりボートレースの基本スタイルを体現する水面である。
それでも、1コースの1着率が57.8%とやや高めであること、また6コース3連対率も、全国平均の22.1%に対し24.3%と、若干ながら高めである点は押さえておきたい。
過去1年間(2024年10月1日~2025年9月30日)のデータから分かるように、丸亀のコース別成績は全国平均とほぼ一緒。つまりボートレースの基本スタイルを体現する水面である。
それでも、1コースの1着率が57.8%とやや高めであること、また6コース3連対率も、全国平均の22.1%に対し24.3%と、若干ながら高めである点は押さえておきたい。
ところで、G1京極賞が開催される11月7日(金)から11月12日(水)の潮汐表は以下のとおり。レース終盤時間帯に潮が低くなる傾向となっておりスピード戦が期待される。その際、気をつけたいのが潮の流れ。満潮時刻を過ぎると、1マークから2マークに潮が流れる「向い潮」となる。
| 日にち | 潮回り | 満潮時刻 | 干潮時刻 |
| 11月7日(金) | 中潮 | 12時22分 | 18時36分 |
| 11月8日(土) | 中潮 | 13時14分 | 19時28分 |
| 11月9日(日) | 中潮 | 14時12分 | 20時28分 |
| 11月10日(月) | 中潮 | 15時14分 | 21時37分 |
| 11月11日(火) | 小潮 | 16時20分 | 22時52分 |
| 11月12日(水) | 小潮 | 17時24分 | 9時46分 |
ところで、G1京極賞が開催される11月7日(金)から11月12日(水)の潮汐表は以下のとおり。レース終盤時間帯に潮が低くなる傾向となっておりスピード戦が期待される。その際、気をつけたいのが潮の流れ。満潮時刻を過ぎると、1マークから2マークに潮が流れる「向い潮」となる。
加えて、この時期は北寄りの「向かい風」が吹く傾向にあり、ダッシュ勢に有利に働くことが多い。レース展開の要素として覚えておいていいだろう。
加えて、この時期は北寄りの「向かい風」が吹く傾向にあり、ダッシュ勢に有利に働くことが多い。レース展開の要素として覚えておいていいだろう。














