G1中国地区選手権
完全攻略ガイド

ボートレース下関の1マークは、2マークから南西方向に位置している。この季節、スタンド側から風が吹くことが多く、北寄りになれば追い風に、また西寄りになれば向い風になる。防潮堤や捨て石の効果で荒れることが少なく、思い切ったレースができるのが特徴。レーサーの持ち味が存分に発揮できる水面である。
なお、コース別成績は次のとおりとなっている。(冬季データは2024年12月~2025年2月、通年データは2024年12月~2025年11月)

コース別成績

下関の特徴は、全国と比較して冬季・通年ともに、1コースが利くということ。その一方で2コースから4コースの1着率は下がる傾向にある。加えて、3コースの2着率が高い点も押さえておきたい。

これを前提に、1コース戦で結果を出している6選手をピックアップしてみた。
(データは2025年1月1日から12月17日までの全国1コース1着率)

藤原啓史朗 90.0%/新田泰章 83.3%/前原大道 83.0%/柳生泰二 82.0%/入海馨 82.0%/守屋美穂 79.7%

以上を基にすると、1コース戦が想定される際の絶対軸と考えてもいいだろう。

さて、激戦必至の中国地区選手権競走の優勝のゆくえを占うポイントは3つ。

①  2025年の獲得賞金・優勝歴・勝率など

②  下関との相性

③  女子レーサーの活躍

…である。以下に整理してみた。

1	2025年の獲得賞金ランキング・優勝歴・勝率上位選手

12月17日現在の獲得賞金ランキング上位選手は以下のとおりだ。

・茅原悠紀 獲得賞金ランキング1位、優勝6回(常滑BBCT・平和島周年記念ほか)、全国勝率1位(8.21)・山口剛 獲得賞金ランキング7位、優勝2回(福岡チャレンジカップほか)・白井英治 獲得賞金ランキング14位、優勝4回(若松ボートレースメモリアルほか)、全国勝率13位(7.53)・吉田拡朗 獲得賞金ランキング24位、優勝1回(6月児島タイトル戦)・大峯豊 獲得賞金ランキング36位、優勝2回(三国・津の一般戦)・大上卓人 獲得賞金ランキング38位、優勝4回(三国周年記念ほか)・藤原啓史朗 全国勝率17位(7.44)、優勝8回(1月の大村をはじめ一般戦V8)・山口達也 優勝6回(1月の児島正月シリーズをはじめV6 )・柳生 泰二 優勝5回(1月の下関正月シリーズをはじめV5)・守屋 美穂 優勝5回(福岡レディースチャレンジカップほか)

上記メンバーの中で、ここまでV8とし決定力で勝る藤原啓史朗や正月レースで優勝している柳生泰二の存在は、押さえておかなければならないだろう。

4762 藤原 啓史朗 (岡山)

4762 藤原 啓史朗 (岡山)

4361 柳生 泰二 (山口)

4361 柳生 泰二 (山口)

2	下関との相性

参戦メンバーの下関優勝回数上位は次のとおりだ。

・白井英治 V26(地区選V1、周年記念V2)・寺田祥 V15(SGV1、地区選V1、周年記念V2)・海野康志郎 V11(地区選V1)・柳生泰二 V11・原田篤 V8・大峯豊 V8

また、2022年1月1日から2025年12月17日までの下関勝率上位者を以下に列挙する。(出走回数30走以上の選手を対象)

・白井英治 8.34(3連対率85.1%)・山口剛 7.96(3連対率80.9%)・寺田祥 7.65(3連対率75.9%)・吉田拡郎 7.56(3連対率80.5%)・白神優 7.55(3連対率89.5%)・柳生泰二 7.45(3連対率78.3%)

白神優は、この約4年間で38走と出走回数は少ないが、極めて高い舟券貢献度をみせており、大会を大きく動かす存在になる可能性があるだろう。注目したい。

4713 白神 優 (岡山)

4713 白神 優 (岡山)

3	女子レーサーの活躍

今大会には13名の女子レーサーが参戦するが、これは全国6地区の中で最多。ちなみに関東は2名、近畿は3名にとどまる。
これは、中国地区の女子レーサーの活躍や伸長ぶりを示すものである。
以下に参戦女子についてポイントをピックアップした。

・寺田千恵(G1V2の女子実力派)・海野ゆかり(2026年前期A1に復帰)・堀之内紀代子(2026年前期5期ぶりにA1に復帰)・片岡恵里(3期連続A2のレース巧者)・田口節子(G1V4の女子トップレーサー)・若狭奈美子(2026年前期にA1初昇格)・津田裕絵(2024年の福岡レディースチャンピオン以来のG1戦)・守屋美穂(人気&実力ともにトップをゆく女子第一人者)・樋口由加里(2026年前期含め2期連続A2)・實森美祐(2025年2月の地区選で優出6着)・安井瑞紀(2026年前期にA1初昇格)・清水愛海(下関オールレディース2連覇)・寺田空詩(2026年前期にA2初昇格、G1初参戦)
3435 寺田 千恵 (岡山)

3435 寺田 千恵 (岡山)

4482 守屋 美穂 (岡山)

4482 守屋 美穂 (岡山)

4963 實森 美祐 (広島)

4963 實森 美祐 (広島)

いずれにしても見どころ満載なのが、下関の中国地区選手権競走。1月29日の開幕が待ち遠しい。
※3435 寺田 千恵 選手は欠場となりました。