今日の注目選手

TODAY'S RACER
6.2更新
5121 佐賀支部

定松 勇樹

Yuki Sadamatsu

定松 勇樹

意志あるレースを旨とするトップルーキー!

2025年のトップルーキーは12名だが、ここに佐賀支部が3選手入っている。養成所チャンプの末永和也(124期)・定松勇樹(125期)・常住蓮(126期)である。
この内、G1ウイナーは末永和也(2023年2月の若松九州地区選・2025年2月の唐津周年)。SGウイナーは定松勇樹(2024年5月の多摩川オールスター)だが、定松にはG1V歴がない。この地元周年で決めたいところだ。
そんな定松勇樹は意志あるレースが特徴。2コース戦でも受け身にならない。過去1年間(昨年6月1日~今年5月28日)の2コース1着率は25.6%もあるうえ、2着率は30.7%もあり、センター勢に沈められがちな2コース戦でも優位に立ち振る舞うことができるのだ。ましてや当シリーズは地元水面。期待は高まるばかりだ。

TODAY'S RACER
5.30更新
4546 埼玉支部

浜田 亜理沙

Arisa Hamada

浜田 亜理沙

レディースオールスター覇者の精神性に共感集まる。

常滑のG2第10回レディースオールスターは浜田亜理沙の優勝で幕をおろした。優出メンバー唯一のフライング持ちだったが、インからコンマ09の好スタートを決めての押し切りに惜しみない祝意がおくられていた。
「ファン投票1位に選んでいただいたので優勝できるよう精一杯のことをしたいと思っていました。水面からみなさんの顔がよく見えました。調子のよい時だけでなくダメな時も応援してくださることが心の支え…」と口にした感謝が印象的だった。

そして、「目の前の競走を大切にし1着をたくさん取りたいです。気持ちを切らさないように走っていきます」と語っている。山登りになぞらえれば、なかなか近づかない頂上をイメージするのではなく、足元を固め一歩一歩前進することに徹する姿勢。その精神性にますます共感が集まっている。

TODAY'S RACER
5.28更新
4337 愛知支部

平本 真之

Masayuki Hiramoto

平本 真之

SGV3&G1V4!笑顔のトップレーサー見参!

「苦しい時こそ笑顔でいたいです」。
ゴールデンレーサー平本真之は、こうして苦難を乗り越えてきた。
2014年12月のグランプリシリーズ(平和島)をはじめSGはV3。G1レースもV4としてはいるが、その道のりは決して平坦ではなかった。2021年と2023年のグランプリファイナルの転覆はその象徴。立ち直れないほどのショックを跳ね返し、今もハツラツとレースを続けている。

今年3月、蒲郡ナイターを制したが、これが1年7カ月ぶりの栄冠。つまり、2024年は優勝ゼロでグランプリ出場権を獲得したのである。すごいとしか言いようがない。

戦うための武器は平均コンマ12のスタートと展開力。それが45.1%の2連対率となって表れている。2021年6月の蒲郡周年以来5回目のG1Vが待ち遠しい。
(データは2024年5月から2025年4月。)

TODAY'S RACER
5.26更新
4590 福岡支部

渡邉 優美

Yumi Watanabe

渡邉 優美

女子トップレーサーは舟券作戦の大いなる味方

レーサーの存在感を示す指標に”勝率”がある。高い値を示す選手は枠番やモーター素性に関わらず結果を残している証拠だ。

そういう意味で渡邉優美には光るものがある。
勝率7.08の2025年後期を含め9期連続でA1を維持しているが、7点台が5回もあるのだ。

その背景にあるものを2025年後期(2024年11月1日~2025年4月30日)データで見てみよう。

1コース1着率66.6% 3連対率88.8%
2コース1着率35.0% 3連対率70.0%
3コース1着率28.5% 3連対率78.4%
4コース1着率  6.6% 3連対率59.9%
5コース1着率  0.0% 3連対率41.6%
6コース1着率  0.0% 3連対率68.7%

渡邉優美は舟券作戦の大いなる味方。これは男女混合のG1戦でも変わらない。

TODAY'S RACER
5.23更新
4350 福岡支部

篠崎 元志

Motoshi Shinozaki

篠崎 元志

SGV2、G1V7の真の実力派が流れをつかむ!

篠崎元志は、押しも押されぬ記念レーサーである。
ケガによる戦線離脱もあったが、登録42期(2025年後期含む)の内、A1級が34期。それも勝率7点以上が30回(内8点以上は3期)もあるのだ。
さらに、SGは2012年の住之江グランプリシリーズと2015年の蒲郡ボートレースメモリアルで優勝。G1もV7の実績を誇る第一線級である。

ただ、2016年の高松宮記念(住之江)以降、G1Vから遠ざかっているのだ。ボートレース界の七不思議のひとつといってもいいだろう。

つまり、実力は折り紙付き。あとは流れだが、それを後押しするように2025年はG1レース6戦(2025年5月19日時点)で2優出。あと一歩のところまできているといっていい。通算V5と相性のいい唐津で雄姿を愛でたいものだ。

TODAY'S RACER
5.20更新
4502 滋賀支部

遠藤 エミ

Emi Endo

遠藤 エミ

4年連続の”優秀女子選手”がシリーズをけん引!

参戦する女子レーサーは、遠藤エミ・浜田亜理沙・渡邉優美の3選手だが、大会のけん引役として期待されるのがSGV1&G1V5の遠藤エミ。昨年はレディースチャンピオンとクイーンズクライマックスの2つのプレミアムG1を制し”優秀女子選手”に輝いている。それも4年連続5回目の栄冠であった。

常々「もっと強くなりたい」と語る遠藤エミだが、その背景には舞台を与えてくれている周囲への感謝が存在している。世界観の大きさこそ強さの源泉にほかならない。

通算V2(2017年2月一般戦・2022年5月オールレディース)としている唐津の過去5年間(2020年5月14日~2025年5月13日)の勝率は7.47(1着率36.1%、2連対率55.6%、3連対率72.2%)と極めて高い。注目だ。