• BOAT RACE 鳴門
  • PG1 2ndスピードクイーンメモリアル SPEEDQUEEN Memorial
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ピックアップレーサー記者コラム

2年連続でドリーム1号艇で登場。今年こそ〝スピード女王〟の座をつかみ取る 4546 浜田亜理沙 埼玉

2023年のプレミアムG1・多摩川クイーンズクライマックスで頂点に立った浜田亜理沙。25年も勢いは加速し、5月にとこなめで開催されたG2レディースオールスターでは、ファン投票1位の支持を受け、その期待に応える形でG2優勝を達成した。
同年11月の福岡G2レディースチャレンジカップ初日に負傷し救急搬送されたが、驚異的な回復を見せて年末の大村クイーンズクライマックス出場を果たすなど、女子戦線の中心に居続けた一年だった。
今年に入ってからも1月の尼崎BBCトーナメントに出場し、混合戦でも引けを取らない実力を示している。
ボートレース鳴門ではこれまで3度優出するなど、相性もいい。今大会は選考期間中にとこなめ、戸田、からつで1位となったほか、尼崎で2位、平和島で3位のタイムをマーク。昨年の第1回大会でもドリーム1号艇(逃げ1着)で選出されており、2年連続でスピードクイーンの象徴として鳴門の水面に立つ。持ち前の切れ味鋭いターンを武器に、今年もドリーム戦を押し切り、勢いそのままにシリーズを牽引する。


4場で最速タイムを叩き出した「スピードの申し子」がGⅠ初戴冠を狙う 4482 守屋美穂 岡山

女子ボート界で〝最強〟の一角を担う守屋美穂は、直近も圧倒的な数字を残している。2025年11月にボートレース福岡で行われたG2レディースチャレンジカップでは、鮮やかな4コースまくりを決め、前年の宮島レディースオールスターに続くG2優勝を達成した。
26年初戦となった1月の地元・児島では、男女混合戦で堂々の優出(3着)。2月の児島ヴィーナスシリーズで今年初Vを果たすなど、常に高いレベルの走りを維持している。
22年、24年のレディースオールスターなどG2で5Vを飾っていて実績は枚挙にいとまがない。
今大会の選考期間においては、全国4場(桐生、津、尼崎、児島)で最速タイムを記録した。
鳴門では13年2月にデビュー初V。これまで3度の優勝歴があり、水面実績に関しても申し分ない。鳴門特有の潮の変化にも柔軟に対応できる技術を持ち合わせており、2号艇で挑むドリームで好発進を決め、悲願のG1制覇へ突き進むしかない。


SG覇者のプライド、鳴門最速タイムを掲げ再び頂点へ 4502 遠藤エミ 滋賀

2022年に大村ボートレースクラシックで女子初のSG制覇という歴史を刻んだ遠藤エミは、今年もその歩みを止めていない。
25年はSGに6度出場し、女子賞金ランキングで最後までトップを走った。ビッグタイトル奪取こそならなかったが、とこなめG2レディースオールスター、浜名湖G1レディースチャンピオンでいずれも準V。福岡レディースチャレンジカップ(3着)、大村クイーンズクライマックス(4着)と優勝戦に進出。大舞台で抜群の安定感を見せつけた。
年が明けて今年1月には、からつオールレディースで早くも優勝。今年もレディース戦線の中心に遠藤がいるのは間違いない。
レディースチャンピオンを3度(21、23、24年)、クイーンズクライマックスを2度(17、24年)制している最強女王にとって、スピードクイーンメモリアルはそのコレクションにぜひ加えたいタイトルだ。
鳴門は12年11月にデビュー初Vを飾った思い出の水面で、大会の選考期間中、鳴門の最速タイム(1分44秒6)をマークした点も見逃せない。
最速女王の称号を手にするべく、SGレーサーのパワフルな旋回でライバルたちをなぎ倒す。


スピード満点の走りで〝最速女王〟へ名乗りを挙げる 4936 戸敷晃美 福岡

一年前からさらに進化した走りで最速女王の座を狙う。
戸敷晃美は昨年2月の浜名湖大会に続き2度目のG1出場。前回の成績は4、転、4、2、5、1、2、6、F。4日目のイン戦でG1初勝利は飾ったものの、予選落ちの上にラストの1走でフライングを喫するなどG1のカベに跳ね返される結果となった。ただ、その経験も決して無駄ではなかった。悔しさをバネに頑張ってきた今回は三国、江戸川、浜名湖の3場で選考順トップタイムをマーク(三国の最速タイム保持者として出場)。実力、実績上位の浜田亜理沙、遠藤エミ、守屋美穂らと比べてもそん色のない結果を残して、堂々ドリーム戦出場の栄誉を勝ち取った。
師匠は竹井奈美。スピード満点の走りはまさに師匠譲りと言っていいだろう。現在は3期連続A2級ながら、その鋭いターン力は文句なしでA1クラス。〝次世代の女王候補〟として推せる存在だ。
2026年初戦となった1月の福岡「新春開運特選レース」の1走目でF。スタートは無理できない状況だが、その分は持ち前のターン力でカバーするのみ。まずは4号艇で臨むドリーム戦で浜田、守屋、遠藤、鎌倉らを破り、〝2代目スピード女王〟へ名乗りを挙げる。


成長遂げた埼玉の実力者、待望のビッグタイトル奪取へ 4738 清埜翔子 埼玉

G1デビュー(2022年8月・まるがめレディースチャンピオン)は初出走から9年10カ月目、初優勝(22年10月・住之江ヴィーナスシリーズ)は10年目、時間をかけながら着実に地力をつけてきたのが清埜翔子。25年は優勝こそなかったものの、ヴィーナスシリーズを中心に7度の優出を果たし、女子戦線になくてはならない存在となっている。
年が明けた26年1月の地元・戸田の埼玉選手権では、桐生順平や佐藤翼、中田竜太らタイトルホルダーに混じって準優に進出。現在A2級ながら、格上相手にも渡り合える力をつけているのは間違いない。
これまで通算4度の優勝を飾っているが、そのうち2Vはセンターからのまくりで決めたもの。思い切りのよい攻めのスタイルも魅力となっている。
選考期間のレースタイム各場代表(優先出場者)の順位点上位5人と推薦選手1人が出場する今回のドリーム。清埜は徳山と鳴門で1位になったほか、児島でも2位となり、堂々のドリーム選出となった。
名だたるA1レーサーが揃う一戦だが、果敢なダッシュ戦で見せ場を作る。


昨年の夏冬女王が、次は2代目最速女王に照準 4456 鎌倉涼 大阪

全盛期に突入した昨年の〝夏冬女王〟が鳴門で新たな輝きを放つ。
鎌倉涼は昨年8月の浜名湖レディースチャンピオンでG1初優勝を飾ると、年末の大村クイーンズクライマックスも制覇。一昨年の遠藤エミに次ぐ史上2人目の〝同一年夏冬女子プレミアムG1制覇〟を成し遂げて〝夏冬女王〟の称号を手にした。この活躍、功績が認められ「令和7年優秀選手」特別賞に選出された。そして、今年も2月の浜名湖ヴィーナスシリーズを制して、好調な滑り出しを決めた。
デビュー後早くから頭角を現し、「浪速のアイドル」として人気を集める一方、同じボートレーサーの深谷知博を夫に持ち、2児を育てる母でもある。その立場を感じさせないレースぶりは、精神力の強さの象徴だ。
今大会の第1回は100期同期の平高奈菜が優勝しており、ライバル心も燃える。ここ鳴門ではこれまで優勝こそないものの、第2回大会の全国24場女子レーサーレースタイムランキングでは鳴門5位と上位に位置。潮流やうねりが交錯する難水面を熟知し、2022年11月のG2レディースチャレンジカップでも優出(5着)を果たした好相性水面だ。母として、女王として、今まさに全盛期を迎えた鎌倉が、鳴門で新たな勲章をつかみにいく。