レース展望

九州のトップレーサーが激突!地区最強を決める唐津決戦!

 九州最強は誰だ。ボートレースからつで1月30日~2月4日まで「G1第72回九州地区選手権」が開催される。福岡・佐賀・長崎の九州3支部からトップレーサーが集結。九州チャンプの座をかけて熱戦を繰り広げる。

 地元戦となる佐賀支部からは14人が参戦。SGタイトルホルダー5人を擁する強力布陣で遠征勢を迎え撃つ。

 佐賀のエースはもちろん峰竜太だ。地区選は通算7優出3Vという圧巻の実績。2009年の芦屋大会でG1初Vを飾り、2021年の大村大会、2024年の芦屋大会でも優勝している。今年は2年ぶり4回目の頂点をめざす戦いだ。は記念レースで通算119優出29Vを誇るが、唐津の記念レースは通算6優出0V。まだ地元記念タイトルをひとつも取れていないのは、もはやボートレース界の七不思議のひとつといってもいいだろう。今度こそ悲願の地元記念初Vへ。唐津のファンはその瞬間を待っている。

 末永和也も九州地区選の歴代覇者の一人。2023年に若松で行われた大会を制してG1初Vを飾っている。今年は3年ぶりの奪還へ挑戦だ。末永は唐津で現在9節連続優出中という驚異の強さ。その9節のうち昨年1月のルーキーシリーズ、昨年3月の唐津周年、昨年5月のGWレース、昨年8月のお盆レース、今年1月の正月レースと実に5節で優勝しており、現在唐津2節連続V中でもある。いま唐津で最も輝きを放っている末永が地区選でもその力を見せるのか。

 定松勇樹は雪辱戦だ。昨年大村で行われた九州地区選で予選をトップ通過する活躍。しかし準優1号艇で2着に終わり、3号艇となった優勝戦では転覆。無念の結末となった。1年前に取り逃がした九州チャンプの称号を今年は地元でつかみにいく。

 その他にも唐津記念レース7優出2Vの深川真二や、意外にもまだ地区選優出歴がない宮地元輝、地区選優出2回の上野真之介、唐津最近10節で8優出2Vの常住蓮など、好メンバーをそろえる佐賀支部が迎撃態勢万全だ。

 福岡支部は33人の大勢力。地区選V経験者が5人もいるなど充実のラインナップで唐津に乗り込む。

 仲谷颯仁は2連覇をめざしての参戦。昨年の大村大会で優勝し、2018年若松大会以来となる7大会ぶり2回目の地区選制覇を成し遂げている。仲谷は通算28Vの実績があるが、そのうち4Vを2月にマークするなど冬場の時期は好相性。地区選タイトル防衛なるか注目が集まる。

 西山貴浩は2024年に唐津ダイヤモンドカップでG1制覇。唐津は通算6優出1Vと相性良好だ。地区選は過去3回の優出歴があるが、2013年は5着、2020年は4着、2024年は6着でまだ優勝できていない。九州制圧へ気合十分だろう。

 瓜生正義は地区選通算10優出2V。2011年福岡大会と2014年芦屋大会で優勝するなど、九州地区のエース格として長く君臨してきた。また唐津では記念レース通算7優出2V。2015年と2016年に唐津周年で優勝している。実績で群を抜く瓜生が今年もV争いを沸かせるのか。

 篠崎兄弟も楽しみだ。1月の福岡正月レースでは元志仁志で優勝戦ワンツー。2人そろってリズムを上げてきた。元志は地区選で6回も優出歴があるがまだ優勝はないだけに今度こそ頂点に立ちたいところ、仁志は2016年に唐津MB大賞で優勝しているだけに目が離せない。

 その他では地区選タイトルホルダーの長野壮志郎今井貴士や、2018年に唐津周年を制した岡崎恭裕、2008年に唐津MB大賞で優勝している平田忠則、1月の芦屋正月レースで優勝した永田啓二らに注目したいところ。また新開航はこの地区選の直後の2月12日が30歳の誕生日で、これが20代最後のレースとなる。

 長崎支部は4人の少数精鋭。原田幸哉石橋道友赤坂俊輔下條雄太郎が参戦する。4人とも九州地区選で優勝戦に乗った経験があり、原田石橋赤坂は2回、下條は1回の優出歴。赤坂は2010年唐津大会で優勝している。

 長崎のエースを担うのは原田幸哉だ。九州地区選では2021年大村大会と2023年若松大会で優出。愛知支部在籍時に東海地区選で優出3回をマークしており、地区選通算では5優出になる。ただ意外にもまだ地区選タイトルは一度も取れていない。50歳で悲願の初戴冠を狙う。

 女子レーサーも見逃せない。川野芽唯深川麻奈美小野生奈竹井奈美渡邉優美小芦るり華山本梨菜米丸乃絵の8人が登場だ。2020年に唐津での地区選で優出3着に入っている小野や、昨年末の大村クイーンズクライマックスで優出2・3着に入って表彰台に上がった渡邉川野、5年ぶりの地区選出場となる深川竹井、地区選初出場を果たす地元の小芦山本、G1初参戦の米丸という好メンバーでV争いをかき回す。

(データはすべて2026年1月10日現在)