レース展望
レース展望

ボートレース多摩川で10月29日~11月3日まで「第16回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」が開催される。女子のレディースチームと男子若手のルーキーズチームが団体戦で対決。これまで行われた15回の成績はレディースが6勝、ルーキーズが9勝だ。多摩川では初開催となるレディースVSルーキーズは果たしてどちらに軍配が上がるのか。
レディースチームはA1勢から渡邉優美(福岡)、松尾夏海(香川)、勝浦真帆(岡山)、西橋奈未(福井)、高憧四季(大阪)が参戦。近況好調な選手がそろっている。
エース格となるのは渡邉優美か。今期ここまで5優出3Vをマークする活躍ぶり。今期勝率7.34はレディースチームのなかでトップの数字だ。多摩川は通算3優出1Vと相性良好で、2022年にオールレディースで優勝した経験を持つ。レディースチームを引っ張る存在となってきそうだ。
西橋奈未も今期6優出2Vと好調を維持。今年3月に大怪我がありながら不屈の精神で戦う姿がファンの心を打っている。多摩川では2023年の大晦日にクイーンズクライマックスシリーズ戦で優勝するなど当地4優出1Vの実績。是政の静水面は持ち前のスピード旋回を存分に発揮できる舞台だ。
また5月の多摩川オールレディースで優勝したばかりの勝浦真帆や、多摩川2節連続優出中の松尾夏海、女子屈指の速攻力を武器に成績急上昇中の高憧四季らもレディースチームのポイントゲッターになってくるだろう。ちなみに松尾は今節初日の10月29日が誕生日だ。
地元の東京支部勢からは廣中智紗衣、平田さやか、藤原菜希、倉持莉々、植木美帆、阿部未侑が登場する。なかでも注目は倉持だ。10月の戸田オールレディースでオール2連対Vの圧勝劇。約2年9カ月ぶりの優勝で復帰後初Vを飾った。倉持は通算4Vをマークしているが、意外にもまだ東京3場での優勝はゼロ。今節は多摩川初V&地元初Vを狙いたい。
なおこれまで15回開催されてきたレディースVSルーキーズバトルだが、個人戦に関してはレディース勢で優勝を飾ったのは第5回大会での平高奈菜ただ一人。今回は女子2人目の個人戦Vが生まれるのか注目したい。
対するルーキーズチームはA1勢から前田翔(愛知)、濱野斗馬(香川)、大澤風葵(群馬)が参戦する。
前田翔は今期勝率6.79をマークしており、これはルーキーズチームのなかで断トツの数字。チームを牽引する活躍が期待される。双子の弟の前田滉がヤングダービー優勝で大きく飛躍しただけに、負けじと食らいつきたいところだ。
濱野斗馬は昨年2月に鳴門で行われたレディースVSルーキーズバトルで個人戦優勝。これがデビュー初Vだった。この優勝を皮切りに昨年5Vと一気にブレイクしたのが記憶に新しい。しかし今年に入ってここまで3優出0Vと苦戦ぎみ。相性の良いレディースVSルーキーズバトルで活躍して再浮上のきっかけをつかみたい。
大澤風葵は前期F2が響いて近況やや成績を落としているが、2023年に最優秀新人を受賞した実績もある実力者。濱野と大澤の126期コンビでチームを引っ張りたい。
その他では7月の蒲郡ルーキーシリーズでデビュー初Vを飾った一色凌雅(愛知)や、通算10優出の実績がある篠原飛翔(福岡)、多摩川で優出歴がある上原健次郎(福岡)と加藤優弥(福井)らも楽しみだ。
地元の東京支部からは中島航、仲航太、藤田俊祐、佐藤永梧が登場する。藤田は2023年・2024年の多摩川フレッシュルーキーで、今年はトップルーキーに昇格。多摩川では2023年にデビュー初優出を飾っており、次はこの水面でデビュー初Vを狙いたい。
(データはすべて10月9日現在。カッコ内の表記は支部)


