先のウェイキーカップでは永井彪也が優勝戦の1号艇に乗っていて、その時はレース足が抜群だった。直近の畑和宏は直線が特に目立っていたが、基本的にどの部分も水準以上ある。現在、多摩川で最も高い勝率を誇り、数字通りでかなりパワーを感じる。

初下ろしの内堀学が7戦6勝の準パーフェクトVを達成。元から常に好気配を示していたが、5月に赤岩善生の手が入ってさらにパワーアップ。それ以後は優勝に縁がないが、誰が乗っても好気配を示している。潜在能力はかなり高く、調整が合えばトップクラスに仕上がる。

秋まで目立った活躍がなく平凡な機歴だったが、ウェイキーカップで菅章哉がチルト3度でうまく合わせて破格の伸びを披露。優勝戦も圧勝してみせた。その後の益田啓司、谷口丞もそのままチルト3度を継承しトップクラスの伸び。乗りこなせる選手が引ければ面白い存在になる。

初下ろしからコンスタントに安定して気配を出している。お盆の小澤学は道中で先行艇を追い抜くなど明らかな足勝ちで3勝マーク。直近の塚越海斗もルーキーシリーズで大暴れ。ウェイキーカップの安河内将はその力を引き出せなかったが、トップクラスに仕上がる底力はある。

初夏の頃から上向いていて、秋口からさらに本格化。しっかり合った場合のレース足はトップクラスになる。特に9月の石原光、ウェイキーカップの大池佑来は、強烈なパワーだった。直近の伊藤紘章はそこまで目立ってなかったが、それでも力強さは感じさせた。

ウェイキーカップの塩田北斗から上昇カーブを描く。その後の谷野錬志は節一クラスのパワーで道中で先行艇を抜ける派手な足だった。直近の岩下巧斗は序盤でフライングを切ってしまったが気配は出した。ただ、前々節と前節は低勝率機が多かったため、上位機と当たってどうか。まずは気配を見たい。

初下ろしの青木蓮はトップクラスの動きをしていて、その時からコンスタントに活躍。調整の幅が広そうで常に中の上～上位の足に仕上がり、誰が乗っても安定した成績を残す。特に欠点といえるような部分はないが、どちらかといえば実戦での足がいい。

ウェイキーカップで篠崎元志が優出5着。その後に乗った重野哲之も最後は上位級の足に仕上げていた。直近に乗った高倉和士はやや日替わりの気配で、しっかり合った場合には回ってからの押しが良かった。調整次第の感じがあり、直前気配に注目したい。

7月に3連続優出を記録して夏場から急上昇中。ウェイキーカップでは上條暢嵩が5勝マーク。その反面、大敗も目立っていて準優にも乗れなかったが、その原因は操作性の悪さ。直線はしっかりしているので、ターン回りさえしっかりしてればかなりの活躍が見込める。

お盆の大郷葉月杯、ウェイキーカップではともに濱野谷憲吾が引き当てていて、どちらの節も活躍していた。行き足から伸びが目立つが、他の足も決して悪くはない。直近の杉村賢也は途中で帰郷してしまったが、やはり直線気配はかなり出していた。