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1Rスタート展示 14:35

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レース展望

若松でクラシック初開催!春の奥洞海で火花を散らす!

 2025年のSGシリーズ第1戦「第60回ボートレースクラシック」が3月25日~30日まで若松ナイターで開催される。60年の長い歴史を誇るクラシックだが、若松で開催されるのは初めて。激しい出場権争いを勝ち抜いてきた52人が春の奥洞海に集結し、優勝賞金4200万円をかけて火花を散らす。

 V候補の筆頭格に挙げるべきは毒島誠(群馬)だろう。昨年3月に戸田で行われたクラシックで優勝。2コース差しで頂点を射止めたのが記憶に新しい。今年は大会2連覇をめざす戦いだ。また毒島は昨年末に悲願のグランプリ初制覇を果たしており、年またぎでのSG連続Vもかかる大会になる。毒島にとって若松は2018年にオーシャンカップでSG優勝を経験している水面。V争いの主役を担う可能性十分だろう。

 雪辱を期すのは吉川元浩(兵庫)だ。昨年のクラシックで優勝戦1号艇に乗るも無念の転覆。2019年と2020年に続く3回目のクラシック制覇はならなかった。今年こその思いは高まっていることだろう。若松は2004年と2012年に周年記念で優勝するなど当地記念5優出2Vと好相性。戸田での借りを若松で返すことになるのか。

 近況の充実ぶりなら茅原悠紀(岡山)だ。今期勝率は驚異の9.26。今期7節走って5優出3Vをマークしており、11月の高松宮記念で準パーフェクトV、12月のグランプリで優出3着、1月のBBCトーナメントでオール3連対Vなど圧巻の走りが続いている。2016年の若松周年覇者でもある茅原がV戦線を独走しても不思議ではないだろう。

 いま勢いがあるのは佐賀支部勢だ。今年G1で合計7優出3Vと記念戦線を席巻している。若松クラシックには佐賀勢から6人が参戦。大黒柱の深川真二をはじめ、今節最終日の3月30日が40歳の誕生日の峰竜太、1月に下関周年で優勝した宮地元輝、1月に江戸川周年で優勝した山田康二、今年勝率8点台の上野真之介、2月に地区選と唐津周年で連続優出した定松勇樹と強力メンバーがそろっている。優勝戦に何人を送り込んでくるのか注目だ。

 遠征勢を迎え撃つ地元の福岡支部からは8人が登場。永田啓二奈須啓太西山貴浩前田将太松田大志郎塩田北斗仲谷颯仁新開航と多彩な顔ぶれだ。

 前田将太は昨年12月にグランプリシリーズで優勝。SGタイトルホルダーの仲間入りを果たした。若松では記念3節連続優出中と近年活躍が続いているだけに、クラシックではSG連続Vのチャンス十分だろう。

 西山貴浩は昨年10月に若松周年で優勝。待望の地元記念初タイトルを手にした。昨年は若松を5節走って5優出3Vと当地で圧倒的な強さを見せており、クラシックでは間違いなくV有力候補の一角になる。

 その他にも2023年平和島クラシック覇者の土屋智則(群馬)や、2022年大村クラシック覇者の遠藤エミ(滋賀)、昨年の戸田クラシックで優出4着の桐生順平(埼玉)、クラシック優勝2回の池田浩二(愛知)、2月の地区選で優勝して一発逆転のクラシック切符獲得を果たした井口佳典(三重)、稲田浩二(兵庫)、渡邉和将(岡山)、仲谷颯仁(福岡)など注目選手が目白押し。果たして2025年のSG開幕戦を制するのは誰になるのか。

(データはすべて2025年3月3日現在。カッコ内の表記は支部)