2連対率トップは56.3%の56号機。初おろしから寺田千恵(2着)、竹田吉行(3着)が2節連続でファイナル入りするなど優出回数は12号機と並びトップの5回。
6月の「三国男女W優勝戦」では田中信一郎が優勝を飾っている。これまで9節使用されてA級選手が6節。若干乗り手に恵まれている感じもするが〝優秀モーター〟といっていいだろう。




8月5日 火曜日 最終日
第12レース
優勝戦
準優を突破した〝ベスト6〟が優勝戦を争う。10回目のG1優出で悲願のタイトル獲りを狙う大上卓人が絶好枠を手にしたが、他にも機力互角の中田竜太やグランプリ覇者の桐生順平、今年のSG2冠の佐藤隆太郎ら好メンバーがずらり。最後まで目が離せない、好勝負必至の一戦だ。
1
4682/広島支部
大上 卓人
2
4547/埼玉支部
中田 竜太
3
4847/東京支部
佐藤 隆太郎
4
4444/埼玉支部
桐生 順平
5
4719/大阪支部
上條 暢嵩
6
4494/静岡支部
河合 佑樹
進入は枠なり3対3。機力は内枠の大上卓人、中田竜太と6号艇の河合佑樹がよさそうで、特に大上は「節イチ」と胸を張る仕上がりだ。スタートは大上、佐藤、河合の3人が鋭い踏み込みをみせている。まずは悲願のG1初優勝に燃える大上がインで先手を奪う。抜群の機力と鋭いスタートで押し切りへ。今節7走中、5回コンマ0台スタートを決めている佐藤が3コースから攻めて出るか。実戦足抜群の中田竜太は2コースから差して大上に迫る。2連対率トップの56号機を駆る桐生順平は4カドから差して次位争いに加わる。大上、中田とともに上位級のパワーを誇る河合は最内を差して3着辺りに食い込むか。上條暢嵩は5コースからまくり差しを狙うが、突き抜けるほどのパワーはなさそう。
大上卓人は全ての足がいいが、特に出足、ターン回りが抜群。インからミスせず先に回ってしまえば押し切りが有力だ。3コースから攻める佐藤隆太郎が相手筆頭だが、4カドからシャープに差し込む桐生順平も連下は十分。中田竜太は他艇の引き波に乗らず2コースから差せれば好勝負必至。好配当を狙うなら中田の差し逆転か、佐藤、桐生の中ワク勢の両立だろう。
7/31 (木)
日本海ドリーム
8/1 (金)
東尋坊ドリーム
第3回
2連対率トップは56.3%の56号機。初おろしから寺田千恵(2着)、竹田吉行(3着)が2節連続でファイナル入りするなど優出回数は12号機と並びトップの5回。
6月の「三国男女W優勝戦」では田中信一郎が優勝を飾っている。これまで9節使用されてA級選手が6節。若干乗り手に恵まれている感じもするが〝優秀モーター〟といっていいだろう。
12号機は初おろしの久田敏之が優出3着。11戦して4連勝を含む5勝を挙げた。4月の「マクール杯」の藤原碧生(優出2着)も9戦4勝、オール3連対の活況ぶり。
近況も古結宏(4着)、齊藤仁(2着)と連続優出中だ。
17号機は秋元哲が5月16日の「にっぽん未来プロジェクト競走in三国」4日目第1Rでインから押し切って当地のモーターで最速となる1分47秒1の好タイムをマーク。
自身も優出(2着)を果たしたが、17号機は56号機同様に初おろしから2節連続で優出(大瀧明日香が5着、渡辺浩司が1着)していて注目モーターのひとつだ。
63号機は5月の「にっぽん未来プロジェクト競走in三国」の小林遼(4着)、「三国巧者決定戦」の天野晶夫(2着)、「BOATBoyカップ」の森照夫(4着)と3節連続優出と上昇ムードが漂う。
62号機は萩原(優出3着)を含め4優出して1V(5月の三国巧者決定戦で前田滉が優勝)と好実績を残すが、初おろしから金子猛志が体重ハンデを感じさせない動きで
「(モーターは)力強い。伸び型にしたら伸びが結構いいし、出足型ならレース足がよかった」と手応えも良好だった。
43号機はGWシリーズで佐藤悠が優出2着。3カドからコンマ37とスタートで遅れながら1周バックで強力に伸びて着順を奪ったのが印象的だった。
その後は宮地元輝が6月の「福井ユナイテッド杯」で7戦5勝、オール3連対で優勝を飾っている。
あと気になるのが6月の「BOATBoyカップ」で山田竜一がVの21号機。これまで25勝を挙げているが、その内、逃げ8勝に対してなんとまくりが9勝(残りは差しとまくり差しが4勝ずつ)。
「GW三国ボートフェスタ」で自身も5勝を挙げている地元の松田祐季も「パワーがあったし結構出ていましたよ」と高評価を与えている。