ボートレース三国は、周囲を小高い丘に囲まれた長方形のプール型水面です。淡水で水質は硬めで、地元選手も「乗り心地を重視して調整します」という声が多いです。また、日本海に近いため夏場は海風、冬場は強い季節風が吹き荒れ、安定板を装着してレースが行われることが増えます。年間を通してホーム追い風の日が多く、コース的にはやはりインが強めで⑥コースは厳しいです。
ただ、昨年5月から今年4月までのイン2連対率は72.77%で、住之江、びわこ、尼崎の近畿4場の中では最も低く、全国平均の72.91%にも僅かに及びません。〝特筆〟なのは②コースの強さです。その2連対率は44.79%で近畿4場で最も高く、全国平均の38.99%を大きく上回っています。ホーム追い風が強いと1マークの旋回でインが流れ、②コースからの差しが決まるシーンが増えます。



