優勝戦出場選手

福留

優勝戦出場選手

福留

3/8() 12R 優勝戦

集計期間:2024年3月~2025年2月
(全国成績)

毒島誠が10大会ぶりの奪還に王手! 渡邉和将は2節連続のG1制覇を狙う!

 ボートレース尼崎の開設72周年記念「G1尼崎センプルカップ」は、5日間の激戦を経て優勝戦に臨む6人のメンバーが決まった。


 1号艇に座るのは毒島誠(群馬)。今節ここまで1・1・3・3・1・2・1着のオール3連対だ。初日ドリーム戦で1コース逃げを決めて好スタートを切ると、2日目に3コース差し、3日目に5コース抜きを決めるなど白星を重ねて予選をトップ通過。準優では1コースからコンマ05の快ショットで逃げ切り、1分47秒0の今節最速タイムもマークした。仕上がりは万全といっていいだろう。毒島は2014年に尼崎の開設62周年記念で優勝しており、10大会ぶりのタイトル奪還に王手だ。今期1コースで21戦19勝の1着率90%という鉄壁ぶりを誇る毒島が、優勝戦でもその力を見せつけて尼崎2回目の記念制覇を果たすのか。


 2号艇は近況絶好調の渡邉和将(岡山)。1・2・1・1・4・2・1着の活躍で勝ち上がり、これで大村G2モーターボート誕生祭(優出4着)と徳山G1中国地区選手権(優勝)に続く3節連続優出となった。今節手にしたモーター1号機は2連対率7位の好素性機で、ここまで7走で6本の展示一番時計を出す快速ぶり。2日目に3コースまくり差し、3日目に6コースまくり差しを決めるなどパワフルな動きを見せており優勝へのチャンスは十分だ。準優1着でデビュー通算1000勝を達成した渡邉が、優勝戦で1001勝目をマークするのか。2節連続3回目のG1制覇を狙う。


 3号艇は丸野一樹(滋賀)。昨年の尼崎周年で優勝戦1号艇に乗るも5着に敗れる無念を味わった丸野が、雪辱を果たすべく優勝戦まで勝ち上がってきた。今節はここまで1・1・4・3・4・6・1着。準優では2マークで逆転の差しハンドルを決める圧巻の走りを演じた。2021年に続く2回目の尼崎周年制覇へ機運は高まっている。丸野は前節の丸亀一般戦でも優勝戦3号艇に乗っており、3コース差しを決めて優勝したばかり。今節も赤いカポックで魅せるのか。


 4号艇は山本寛久(岡山)。2023年10月の福岡周年以来となる約1年5カ月ぶりのG1優出を果たした。尼崎ではこれが記念初優出だ。ちなみに尼崎周年の優勝戦は近況3大会連続で4号艇が2着に食い込んでいる。今回は山本が舟券のカギを握ってくるのか。


 5号艇は山田哲也(東京)。準優で5カドからコンマ02でまくって2着をもぎ取り、2022年1月の大村周年以来となる約2年2カ月ぶりのG1優勝戦進出となった。今節ここまで5・1・2・2・3・2着で、2日目からトップスタート5連発中。優勝戦でも目が離せない存在だ。


 6号艇は桐生順平(埼玉)。今節もきっちり優勝戦まで勝ち残り、これで昨年10月から続く連続優出を「10節」の大台に乗せた。尼崎では2015年のSGボートレースクラシックと2016年のG1周年記念でV歴を持つ桐生が、当地3つ目の記念タイトルをめざして大外枠でどんな戦いを見せるのか注目したい。